今日は予定していた試合が雨で流れたので雨天練習の指導をしました。
私は選手にランニングのメニューを課す時には必ず目標タイムを設定することにしています。今日は「長距離走(5km弱)25分以内」が設定ノルマでした。中学生ならさほど難しくないタイムです。しかし残念ながら4名がクリアならず。
これで許すわけにはいかないので、4名には別ノルマを設定。
「約1kmを4分以内でクリア」 それでも1人残ってしまいました。しかもたった8秒足らず。 その子はゴールした時の足取りは他の選手よりしっかりしているのに、順位は最下位。恐らく我々が見えないゾーンで手抜きをしていたのでしょう。
ここから更に走らせてもタイムは落ちるばかり。 仕方ないので「自己ベスト更新で終わり」に設定を変更して、更に途中で手抜きをさせないために、私も一緒に走りました。 何とかクリアして一件落着(^_^;
なぜ「ノルマ」を設定するのか?
それは「何とかする」という気持ちが必要だからです。
結果が不確かなものでも挑戦して結果を勝ち取りにいく。
そのためにも「執着」は必要です。
非科学的な見解ですが「執着」の弱い選手は三塁打が二塁打になったり、出る結果がグレードダウンします。より良い結果を得るには「目標への執着」って大事だと思います。
今日は一緒に走って鼓舞してみましたが、 私も選手の「目標達成への執着心形成」はまだまだ勉強中です。