ココで言う「切り替え」とは、練習メニューが切り替わる谷間のことを言います。
小学生は集中力が低いのでグラウンドで私語をしたがります。その結果この「切り替え」が遅い傾向にあります。
「切り替え」が遅いと何が問題か?
野球は審判が試合を止めるまでは多くの場合「ボールインプレー」です。「ボールインプレー」である限り、「次は何をすべきか?」と考えながらプレーをしなければなりません。「選手が自分で考えて動く」ことが重要です。
普段の練習から「次は何をするか?」ということを考えながらプレーする癖をつけるためにも、練習メニューの「切り替え」は間隔を短くすることを推進すべきです。
「急ぐこと」を指導者が要求することで、
「次に何をしなければならないか?」を自発的に考える姿勢が身に付きます。
「今日は何の練習をするか分からない」「休憩時間が何時までかわからない」など、「次に何をするか?」を予測しにくいチーム運営をすると「指示があるまで何もしない」という子が育ちます。
「切り替え」の早いチーム運営を心がけたいです。