小学生の場合、「球速や打球の飛距離」は身長や体重と相関があります。
統計的にはその相関関係は中学まで続きます。
そんな理由で「チームで一番大柄な子がエースで四番」というのはある程度仕方ないと思います。しかし指導者は勘違いしてはいけないと思います。
それは素質ではなく「一時的なアドバンテージ」に過ぎないのです。
「凄い才能だ」と持ち上げ、技術を磨くこと、指導することを怠れば、高校生になってそのアドバンテージは必ず無くなります。
逆に小柄な子は何も悲観することはないと思います。
高校生になると筋力の発達や動作の効率で体格差をカバーできる現象が起こり始めます。努力を続けていれば逆転の機会は高校時代に高い確率でやってきます。
その日を夢見て技術を磨いて欲しいです。
因みに私は高校時代、チームの主戦投手として全国大会まで行きましたが、
チームの投手陣で私が一番小柄でした。