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Facebookで大人気!『少年野球指導者のひとり言』管理人が運営するベースボールアカデミー
Baseball Knowledge
野球選手の成長モデル
野球選手の成長フェーズは4つに分類されると考えております。
①長く競技を継続できる『心』を育む時期
↓
②基礎運動能力を高める時期
↓
③『考える力』を養う時期
↓
④高度な技術を修得する時期
Baseball-Knowledgeでは、この「4つのフェーズ」の順番に
とても大きな意味があると捉えております。
”成功に近道はなし”です
①長く競技を継続できる『心』を育む時期
『興味・関心の形成』が全ての起点です
野球を始めるときに最も必要な要素は『興味・関心』です。
「上手くなりたい!」「しんどい練習を頑張ろう!」という気持ちも野球が好きだからこそ沸き起こります。
「競技知識(ルール)の吸収」「困難に立ち向かう積極性」などの
源泉となるのもこの『興味・関心』です。
『興味・関心』『上達意欲」「積極性」の形成が不十分な場合、技術の上達にも支障を来たすことがあります。
②基礎運動能力を高める時期
『早期に型にはめないこと』が成長に不可欠
小学生の時期は神経系の発達が最も盛んな時期です。様々な競技、様々なポジションを経験させ、多様な経験を積むことで神経の発達が促進されます。身体を大きく使って運動することを重視し、子どもの「やりたい!」という気持ちを優先させることが基礎運動能力の向上に寄与します。
その後、中学生くらいになると反復練習を多く取り入れることで、「技術再現性」「集中力」「持久力」などを高めていきます。
③『考える力』を養う時期
段階的に『考える力』を養おう
競技者に必要な『考える能力』とは、「判断材料を元に結論を出すこと」です。ルールも理解していない選手に「考えろ!」と言っても無理です。①で「良い結果を出したい」という意欲が形成されてこそ、真剣に「考える」ができます。
判断材料を集める「情報収集能力」、材料を元に結論を出す「情報処理能力」をプレーの中で磨いていくことで、「考えてプレーできる選手」に成長することができます。
④高度な技術を修得する時期
『高度な技術』は一朝一夕では修得できない
①で上質な意欲が形成され、②で基礎的な技術を身につけ、③で考える力を養ってこそ、④で高度な技術を修得できます。高度な技術にはスピードやパワーも必要ですので、ウエイトトレーニングなどの鍛錬も必要となります。
①〜③のプロセスが不十分な選手は「小手先のプレー」や「奇策」に依存する選手になってしまいます。そういったプレーは何度も成功するものではなく、一過性の成果しか得られません。
基礎のしっかりした選手を目指しましょう。
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